2019年05月28日

令和元年5月に花が咲く


新天皇が即位され元号が令和に変わり、長く続いた連休も終わり、過ごしやすい季節のはずが夏のような暑さに見舞われた5月終盤。例年秋の剪定で花芽まで落とされていたライラック。今年は敢えて秋剪定はせずにおいたところ立派な花を付けて、香りも強く漂いました。
今月はコラム無しで植栽の風景を写真でご紹介します。




昨年の猛暑で元気のないシャクナゲの花、5月初旬に蕾が大きくなり始め中旬には開花間近。






ジューンベリーの横のシャクナゲは直射日光から守られて比較的元気な花を咲かせました。ジューンベリーの花は数日で散ってしまう儚い存在ですが、6月になると5-6mm台の丸い実をたくさん付けます。





白いハナミズキの花、被写界深度が浅いためぼけて輪郭は終えませんが背景はドウタンツツジの白い花。





看板スペースには今年ラベンダーを植えてみました。4月中旬の思わぬ低温で数株枯れてしまいましたが残りはしっかり花を付けています。





中庭ではキレンゲツツジがたくさんの花をつけました。周囲の緑、特にフウチソウとのコントラストがキレイです。





今年も定番の金蓮花(ナスタチューム)を植えました。





今年ヤマモミジの木陰に初めて苗を植えたホタルブクロ。しっかり育って花を付けました。





ホタルブクロは4種類ほど、分枝程度と花の色が微妙に色が違います。





今週になりエゴノキの花が開花しました。4月から始まった開花の連鎖はまだ続き、来月にはシモツケ、紫陽花、下旬には百日紅が楽しめそうです。





絶賛開花準備中の紫陽花。




今月の治療指標の達成度です。






透析医会の指標ではほ今月Hbの達成率がやや下がりましたが、いずれも90%を越えています。Hbの低下は導入して間もない方と、感染症治療などで入院されていた方で低値を認めた影響ですが、ESAの増量で対応済みです。1例のみネスプ120µ/weekで改善が不十分、かつ大球性高色素性のパターンが強くなってきました。汎血球減少は無くLDHの増加も無いためMDSは強く疑えず、先ずビタミンB12と葉酸を評価しました。結果葉酸値が下限に近く早速葉酸補充を開始し来月以降その効果を評価したいと思います。栄養関係では%CGRが昨年より高めに推移している印象です。昨年は猛暑の影響か5月から数値が低下し始めました。アルブミン漏出量の少ない膜を採用して半年以上経過した今季はどのように推移するのか興味深いところです。




本日の中庭の様子、右に見えるシラカバは順調に育ち庭の主木となりました。




開業時に植えられた擬宝珠も6年目となり立派に葉を広げています。





中庭のラベンダー、こちらは植えてから三年目。





エゴノキの全景、手前はシラン。





少し寂しい看板下は今後植栽業者さんが手を入れる予定。



今月は植栽画報になってしまいました・・・。
まだ寒暖差がある一方で日中の気温は夏並みです。暑さに体が慣れていないため体調管理が大切です。屋内でも気温計を置いて28℃以上にならないようにエアコンを積極的に使用しましょう。寒さを感じず汗ばむこともない状態が最適な気温設定とされます。
同時に1回コップ1杯程度の水分補給を何度も行う「こまめな」水分補給に心掛けましょう。透析を受けている患者さんは尿が少ない分だけ飲水量も少なくて済みます。発汗分だけ水分を補充し飲み過ぎないように、こまめに体重計に乗り過不足ない状態を維持することが大事です。


須坂 腎・透析クリニック  


Posted by Kidney at 17:29Comments(0)ひとりごと
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