2018年02月27日
春の兆し仄めく如月
先達て金沢に出掛けてきましたが駅裏にも数十センチの雪が残っており驚きました。40年ぶりとも言われる北陸の大雪でしたが、幸い此方では昨シーズンよりも少なめの積雪で済みした。
積雪が少ないとエサへのアクセスも良いためか、中庭を訪れる野鳥も今月中旬になってやっと昨年並みの顔ぶれとなりました。トップ画像はメジロ、スズメより子も一回り小さく、今年も二羽連れでリンゴを啄んでいました。
雪降る中で背景のキウイと同化しそうなメジロ。
街の厄介者かつ郊外の益鳥、ムクドリ。この鳥も単独より数羽での来訪が多い。
スズメ様の紋様ですが一回り大きいツグミ。地面を飛び跳ねて移動することが多く、移動しては止まり周囲を警戒しまた移動する動作を繰り返します。まるで「だるまさんが転んだ」をソロでやっている様な動きです。
先月から頻繁にやって来ている常連さんのヒヨドリ。常連らしく態度も若干横柄、興奮すると頭の毛を逆立てて他の鳥をを追い回します。
先月31には皆既月食がありました。久しぶりに三脚に一眼レフを装着し400mm望遠で撮影した画像をトリミングしました。途中まで雲も少なく良い感じに撮影出来ましたが、後半は雲が厚くなり撮影感度を上げざるを得ず荒れた画像になってしまいました。
今月の治療指標の達成度です。
全国平均の数値を日本透析医学会「2016年12月31日現在 わが国の慢性透析療法の現状」に更新しました。2015年版と比較して全国平均値にも大きな変動は見られません。透析医会の指標は概ね90%以上の達成度を維持、透析時間だけ若干下回りました。平均値は動いておらず標準偏差がやや増えており、導入直後や尿量が維持されており3時間台でも問題の無い方と、積極的或いは除水量が多く5時間以上で行っている方と差が開いている印象です。血清リンは全国平均よりも約18%低い一方で、栄養指標である血清アルブミンは全国平均を上回っており、バランス良く高血流高効率透析が機能していると考えます。
栄養が十分摂れていない方に高効率の透析を行うと、尿毒素の除去と共にやむを得ず漏出するアミノ酸と摂取するアミノ酸(蛋白質)との出納比が負となり更に栄養状態が低下する危険性があります。つまり透析量(Kt/V)が高く血清リンが低くても血清アルブミンまで低い状態はあまり健康的と言えません。しっかり透析の目的はしっかり食べることであり、逆にしっかり食べることがしかっっり透析を行う必要条件でもあります。
2月中旬に咲いたスノウドロップ。クリニックの中庭では最も早く咲き、春の兆しを感じさせてくれる花です。しかし1週間ほどで花は落ちてしまい既に見る影はありません。早春にほんの一瞬だけ姿を見せます。
スイセンの芽も顔を出しています。
正面から見たツグミ。ツグミの紋様は個体差が大きく個体識別の参考にもなるそうです。そういえば昨年撮影した個体に似ているような?
今季の大学受験はそろそろ終盤に差し掛かり、県立高校の受験はいよいよ来週です。インフルエンザの流行はピークアウトしましたが、そのピークが例年よりも高かっただけに引き続き高いレベルの流行が続いています。
陽射しが温かくなり春の気配も感じつつありますが、まだまだ感染予防には注意が必要です。
須坂 腎・透析クリニック
Posted by Kidney at 17:33│Comments(0)
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