木々に囲まれた透析クリニック

4月1日に次の元号「令和」が決まり、早いもので来週にはその改元の日を迎えようとしています。






中庭も春の装いが本格的になってきました。





昨年新たに植えた青い花のムスカリ、昨夏の猛暑で芽生えが悪かったり枯れ枝が目立つ中で何事もなかったかのように同じように咲きました。手の掛からない元気な植物です♪





玄関のジューンベリーの花、一気に開花し数日で散ってゆきます。ある意味ソメイヨシノよりも潔く散ります（笑。




先月のブログで季節の変わり目は体調を崩しやすい「鬼門」である旨を書きました。今シーズン全く風邪を引かず過ごしてきましたが、先週とうとう風邪をこじらして一週間咳が止まりませんでした。大分春めいてきましたが気温差は大きく、まだまだ油断できません。



今月の治療指標の達成度です。






透析医会の指標ではほとんど変化がありませんでした。栄養関係では今月から血清アルブミンの測定方法がBCG法から改良BCP法に変更となりました。その結果低いアルブミン値で従来の測定法-0.3g/dl程度の測定差が生じた可能性があります。血清アルブミンとそれをパラメータに持つGNRIが先月よりやや低下した事も測定法変更の影響が関与しているかもしれません。nPCRが横這いで%CGRはむしろ増加しているため全体的な栄養状態の低下ではないと考えます。筋肉量を示す指標である%CGRの上昇が一過性なのか、持続的なのか興味深いところです。




4月下旬までツグミが来ていました。さすがにもう渡ってしまったと思います。





ヒヨドリとムクドリも飛来する回数が減ってきました。





キジバト、スズメは相変わらず。





来週水曜日には皇太子殿下が即位され令和元年となります。
そして当院も7年目を迎えます。
今年もスタッフ一同、より良い治療そして快適で安全な治療環境を提供するべく更なる研鑽を重ねる所存です。