2017年12月29日
師走の雪景色

2017年も残りわずかとなりました。クリニックでは庭木の剪定が入り、ワックス掛けも終わり、クリスマスディスプレイも片付けられてかわりに注連縄を飾り、年末年始の風景が続いています。

昨年は11月の終わりに大雪が降り中庭も真っ白になりました。今年は写真の様に12月中旬に少し積もりましたがその後まとまった雪はなく、そのまま年末を迎えられるかと思っていました。しかし下旬の爆弾低気圧の余波で真っ白になりました。今後も厳寒をもたらす可能性のあるラニーニャ現象が観察されており油断は出来ない様です。
雪が降ると昨年同様様々な「お客様」が中庭を訪れるかもしれず、それはそれで楽しみです。

餌場に群がるスズメ、喧嘩も勃発しています。

キジバト集団もやって来ました。本格的に雪に覆われエサが少なくなるとヒヨドリ、ムクドリの面々も飛来するようになります。
先週末休日診療の当番で40人ほどの患者さんを担当しました。9割強の方が発熱で時節柄インフルエンザの簡易検査を行いましたが、B型がA型の約3倍で多くの方がB型インフルエンザに罹患されていました。春先の少し暖かくなってきた頃に目立つB型インフルエンザですがこの時期にも流行することがあります。A型では強い倦怠感を伴う39℃を越える高熱が持続しますが、B型は37〜38℃で倦怠感もA型ほどでは無くかわりに腹部症状を伴うこともあるなどA型にみられる典型的なインフルエンザの臨床像とは若干異なります。インフルエンザの予防接種はA型にもB型にも対応していますが、完全に防御するものではないため手洗い・うがい、咳エチケットの徹底で予防に努めることも大切です。感染性胃腸炎も同時に流行っていますが、こちらも手洗いが重要な予防手段になるため、いつもより時間を掛けて親指や指間まで丁寧に石けんで洗いしっかりすすぐことをお勧めします。頻回の手洗いは皮脂の欠乏を招き手荒れの原因にもなるため、手洗い後の保湿クリーム等の使用も推奨されます。

スズメ、右の二羽が此方を向いています。目のまわりの紋様が黒くまるでサングラスで睨まれている様です(笑
今月の治療指標の達成度です。


先月と比較し大きな変化はありませんでした。血清アルブミン値が低下していますが、新規導入の方、退院直後の方がいつもの月よりもかなり多く、また季節柄感染症状があり炎症反応が上昇していた方もおり、それらが影響した印象です。そのため、透析量の下方修正により栄養状態の改善を指向したここ数ヶ月の取り組みについて、評価はもう少し時間を掛ける必要がありそうです。透析量を規定する因子の一つである血流量の平均値はほぼ横這いですが標準偏差値は高くなっており、個別化は進んでいます。貧血、電解質管理は通年で安定した数値を維持出来ましたが、栄養指標の改善は来年も引き続き課題となります。

爆弾低気圧通過後の中庭、かなり冷え込みました。

建物内は暖房+加湿で快適な空間を保っています。

新年を迎える準備。

皆様、良いお年をお迎えください。
須坂 腎。透析クリニック